<プログラミング教育>「アナと雪の女王」で学ぶ図形の作成 小学校4年生向け
今回は、授業で使えそうなプログラミング教育のコンテンツをご紹介します。
このコンテンツでは、小学校4年生の頃に習う「角度」を利用して図形を作成する過程で、プログラムの基本構造について学ぶことができます。
他の記事(<STEAM教育> 5歳からはじめるパソコンの練習)でご紹介した「Code.org」を利用してプログラミングを行います。ホームページに接続できれば準備OKです!
利用するのは「アナと雪の女王」
意識づけの動画が表示されます。言語は英語ですが、日本語の字幕がつきます。見ない場合は、×ボタンで消しましょう。消すと下の画面が表示されます。
「ブロック」エリアから「ワークスペース」にコードブロックを移動し、「実行した時」に追加すればプログラムを作成することができます。
「実行」ボタンを押すと左上に表示されているエルサが動いて、プログラムの実行結果を返してくれます。
どんな内容?
最初は直線から始まり、スモールステップで進んでいきます。角度を使ったものや、よりスマートなコードにするためにはと考えさせられる内容が含まれており、楽しく角度とプログラミングの基礎について学べるコンテンツとなっています。
内容に関しては、ぜひ実際に試してみてください。最後には、プログラミングに自信がつき、素敵な実行結果を出力することができると思います。
このコンテンツから身につく力
このコンテンツをクリアしていくことで身につく力です。
<算数>
- 角度を活用して、図形をコンピュータ上で描くことができる
<プログラミング>
- プログラムの基本構造「順次処理」「分岐処理」「繰り返し処理」ができる
- プログラムの基本構造を組み合わせて図形を描く手順を考えることができる
- 複数の手順の中から、より良い手順はどれかを考えることができる
<学びに向かう姿勢>
- プログラミングは「トライ&エラー」の繰り返しです。粘り強く取り組む姿勢が身に付きます。
うまくいかなくても、繰り返し粘り強く取り組むことで、正しい出力結果を得た時に達成感を得ることができるのがプログラミングの良いところ。
何回失敗してもいいんだよ!という姿勢は、教える側にも必要ですね。すべてのステージをクリアするには時間がかかるかと思うので、宿題になりそうですね。
ちなみに、5歳でも楽しくプログラミングできました!
タイトルには、小学校4年生向けとしましたが、5歳でも親がついて教えることで全てのステージをクリアすることができました。その際、注意したのは次の3点です。
- 漢字が読めないため、「やり方」を読み上げました。
- 角度について説明しました。分度器があれば・・・と思ったのですが、コードの中で角度を変更する際、実際の角度を見ながら設定することができます。便利!
- 「px」はピクセル。これを説明しようとしたら、「聞いてませーん!話が長い!」と怒られました。エルサの歩く歩数とでも言っておきましょう。
おわりに
今回は、算数の角度に関連したプログラミング教育のアイディアを提案しました。インターネットに接続することができれば、簡単に楽しくプログラムを作成することができます。子供たちがより楽しくプログラミングを学ぶことができますように!
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